■高齢者や障害のある方のために手すりが各所に取り付けられるケースは過去に比べてずいぶん多くなった。
■最近は介護とか介助という言葉と共にこの手すりのことを良く考えてみるようになった。
■一般に人体の残存能力は、徐々に低下してゆくものである。
■手すりと人との関係を考えるに、
■ある時点までは、自分ひとりで手すりをつかみ日常の生活が出来るが、
■ある時点から、自分ひとりではこれが不可能になり、
■介護とか介助が必要になる。
■このような状態になったときには、一人で手すりを扱う意味がなくなってしまうばかりでなく
■逆に一人で手すりを扱っていると、
■手すりの裏側に腕が入り込み、自分では抜き出せない事態も想定できる。
■ただし、介護とか介助者の方が支援されるとこのような危険性は回避できる。
■人体の残存能力の変化と合わせて
■手すりは誰のものか、手すりはどのように使われるべきかを考えて見る必要がある。
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