2007年8月1日水曜日

■赤い手すり







■福祉の手すりの問題を色の面から考えると、
■従来の手すりの色は必ずしも福祉に向いていたとはいえない。
■従来の手すりは、インテリア、エクステリアの中で、デザイン重視でその色が決定されていた。
■もしくは素材の色がそのまま使われていた。
■視覚的に障害がある方にとって目立つ手すりを考えると、
■そこには単純な法則があることに気付く。
■手すりが目立つためには、手すりが設置してある背景に対して、
■明度や、彩度の差異が顕著でなければならない。
■かといって、手すりの背景をあまりに突拍子もない色彩にすることは、
■空間の設計上問題があるので、これにはあまり手を付けることが出来ない。
■結局、手すりの色を真っ赤や、黄色にすることが考えられる。
■私は視覚障害の方にも目立つ赤を採用し今日に至っているが、
■大変多くの方々から好評をいただいている。      


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