2007年10月31日水曜日

■ユニットバス ■手すり

■手すりの設置に関する問い合わせをたくさん受けている。
■最近あった問い合わせの中で
■ユニットバスへの手すり設置に関する話題を紹介する。
■新築でユニットバスを組んでしまったが手すりを設置することになり悩んでいるがどうしたらよいかと言う問題であった。
■ユニットバス本体はビス止めが効くエンビ鋼板で出来ていると言うことであった。
■ユニットバスの壁の面内強度や変形は十分と考えられるが、
■その面外への強度や変形はいかがなものかと言うことであった。
■壁面がベコベコすることを気にしないのであれば、そのままでも福祉の手すり『テスリックス』は4箇所の足が付いているので大丈夫と申し上げた。
■バスタブから立ち上がるときの力は壁の面外方向よりほとんどが壁の面内方向へ作用するから手すりの動きも少なく安心感がありますと付け加えた。
■手すりの安心安全に関することゆえ、工事費が許されるなら、補強をして取り付ければ完璧ですと締めくくったが、
■ご判断はお客様に預けた。
■微動だにしない手すりを求めるか、つり革のようなつかみ物体でも良しとするかは判断の分かれるところである。
■蛇足であるが、ビス止めの部分の防水対策は十分しなければならないことは言うまでもない。
 
 

2007年10月9日火曜日

■手すりに関する素朴な疑問



              ■どこでもつかめる手すり

■国内でも最大級の福祉機器の展示会に出展し、また様々な機器を見学した。
■手すりの設置に伴う様々な疑問をお持ちの方々に直接お目にかかり
■この国の制度の中に大きな問題点があることに気づいた。
■福祉の街づくり関連の公的なマニュアルや
■この展示会の主催者の発行するマニュアルにも
■ほとんどL型手すりしか表示していない。
■身長145cmの人にとって都合の良い手すりと
■身長185cmの人にとって都合の良い手すりとは
■当然違う。
■L型手すりの設置方法に様々な寸法が記載してあるが
■二人で使用するときにはどうするのか
■何も書いてない。
■そんな不思議なことがまかり通る。
■しかし、最近
■こんなマニュアルで勉強した方々の中に
■真実を求める運動が起きている。
■大変好ましいことと思う。
■この運動の展開に少しでもお役に立ちたい。
 

2007年8月28日火曜日

■手すりの位置


■ホテルのバスルームの不思議
■ホテルにおいて洋式のやや浅いバスタブの際には必ず手すりが付いている。
■通常はステンレスの丸い一本の手すりが付いている。
■ただその設置の状況にいつも疑問を持つ。
■手すりが斜めについている。
■手すりの微妙な角度はここでは問題としないことにする。
■私が強調したいのは、その傾斜の方向である。

  A 頭に近いほうが高く足に近づくにしたがって下がっているもの。     
           *
         *
     足------頭



  B 頭に近いほうが低く足に近づくにしたがって上がっているもの。 

         *
           *
     足------頭   


■A の場合は手が手すりに届かないことがある。(自分が小さいのか??)
■B の場合は手がすべることがある。(自分の握力が弱いのか??)
■手すりは付いていれば良いというものではない。
■世の中には便利な手すり(写真参照)もあるのだが・・・。
      ■1mcc.com     テスリックス
 

2007年8月9日木曜日

■手すり ■形 ■機能

■手すりというと、私の頭にはどうしても3つの機能が浮かんでくる。
■第一は人間の水平移動を支援するもの。
■第二は人間の上下あるいは斜め方向の移動を支援するもの。
■第三は人間の転落防止、すなわち柵としての機能を発揮するもの。
■もちろんこれらが重なり合った領域の手すりもある。
■階段の手すりのなかには、転落防止と斜め移動の両方に機能しているものもある。
■今日手すりに対する要求は極めて多くなり、形や機能にも苦心の跡が見えるものもある。
■適材適所という言葉もあるが、使う人の身になって考え、
■効果的な手すりが普及することを念じている。
 
      ■1mcc.com     テスリックス
 

2007年8月1日水曜日

■どこもが手すり   ■立ち上がりと水平移動


■廊下の手すりを写真のようにした。
■従来の一本の棒に比べ、どこでも床に座り、
■また廊下のどこからでも手すりをつかんで立ち上がることが出来るようになった。
■従来の廊下の手すりは移動を助けても
■立ち上がりを支援することは出来なかった。
 
      ■1mcc.com     テスリックス
 

■赤い手すり







■福祉の手すりの問題を色の面から考えると、
■従来の手すりの色は必ずしも福祉に向いていたとはいえない。
■従来の手すりは、インテリア、エクステリアの中で、デザイン重視でその色が決定されていた。
■もしくは素材の色がそのまま使われていた。
■視覚的に障害がある方にとって目立つ手すりを考えると、
■そこには単純な法則があることに気付く。
■手すりが目立つためには、手すりが設置してある背景に対して、
■明度や、彩度の差異が顕著でなければならない。
■かといって、手すりの背景をあまりに突拍子もない色彩にすることは、
■空間の設計上問題があるので、これにはあまり手を付けることが出来ない。
■結局、手すりの色を真っ赤や、黄色にすることが考えられる。
■私は視覚障害の方にも目立つ赤を採用し今日に至っているが、
■大変多くの方々から好評をいただいている。      


          ■1mcc.com     テスリックス







 

2007年7月21日土曜日

■手すり  ■デザイン ■7つのポイント

■たかが手すり
■されど手すり
■新しい概念の『テスリックス』
■『テスリックス』は次の7つのポイントをつかんでいます。
   
■誰にでも使える。    
■色々使える。    
■即簡単に使える。    
■即情報が掴める。    
■間違っても大丈夫。    
■楽に使える。    
■使い勝手の良い大きさと場所にする。
■■■■■■■ ユニバーサルデザイン 7つのポイント ■■■■■■■